探偵業界におけるGoogle口コミの信頼性には、大きな疑問符が付いています。本来、口コミは依頼者が安心して業者を選ぶための重要な情報源です。
ところが現実には、一部の探偵事務所が自社に都合の良い高評価を“量産”しているケースが後を絶ちません。
専用業者に依頼して口コミを投稿させたり、社員や関係者が自作自演で星5つを並べるなど、明らかに虚偽と分かる行為が横行しています。
こうした行為は「広告」ではなく「詐欺的な誘導」に近いものです。調査の質や料金体系に問題を抱える事務所ほど、口コミの操作に熱心であると言われています。
実際に相談してみれば、ホームページや口コミでのイメージとはかけ離れた対応が露呈することも少なくありません。
星の数を盛ることで一時的に依頼者を集められても、結局は業界全体の信用を傷つける行為にしかならないのです。
依頼を検討する際は、口コミをうのみにせず、複数社へ直接問い合わせて比較することが欠かせません。
不自然に短文ばかりの評価や、短期間に集中して投稿された星5つのレビューは、ステマの典型例です。
少なくとも「口コミが良いから大丈夫」と安易に判断してはいけません。
本当に信頼できる探偵社は、口コミの操作ではなく、実際の調査力と誠実な対応で評価されるべきです。
業界を健全化するには、依頼者が冷静に目を凝らし、不正を見抜いて選ぶことが最大の抑止力となります。